天気予報通り朝から雨が降っており、今シーズン初めてのウエットコンディションレースになりました。終日小雨が降り続く状況で、水溜まりが少ない走行に集中できる良いウエットコンディション路面でした。
猛暑でのパワーダウンとライダー体重の影響でタイム更新が難しい状況なので、気持ちを切り替えてレインレースを楽しみました👍
目標
■タイム 未設定
■順位 クラス2位
■ライディング ウエットコンディションで全コーナーヒザ擦り
結果
桶川スポーツランド ロングコース 雨 ウエット 26℃→27℃ ライダー体重69㎏
HRCトロフィーGC №22 出走12台(クラス4台)
予選:総合10位(クラス3位) ベストラップ54.074
決勝:総合11位(クラス4位) ベストラップ53.547
■HRCトロフィーGC&JC 予選結果


■HRCトロフィーGC&JC 決勝結果


■第4戦終了後 GCクラスポイントランキング
準備中
詳細・感想
公式練習
レイン走行のセッティングデータは無いため、走行前に予測セッティングへの変更を行った。現状のベストドライセットを基準として、下記レインセットへ変更しコースイン。
■レインセッティング(ドライからの変更内容)
タイヤ:前後レインへ変更(DL TT72GP 2016年製 2年前に新古購入し3日走行)
空気圧:F1.8/R1.9(冷間)
ファイナル:14-35→14-36
フロントイニシャル:3ライン→4ライン
リアイニシャル:98.3㎜→100.8㎜(2回転緩め)
リアテンション:1/8戻し→1/2戻し
一番の懸念点は古いレインタイヤのグリップでしたが、1周目からタイヤに荷重が掛かるのが分かるほどグリップを感じたので安心してバンクできた。3周目には目標の全コーナーヒザ擦りをクリアし順調にペースアップし、結果総合5位、クラス1位で走行を終えた。
NSF100購入後、初めてイメージ通りのレイン走行ができた。課題点は無いので予選はセッティング変えずペースアップを目指す。
ベストタイム:55.634
予選
路面は引き続き良い状況で順調にペースアップを行い、結果練習走行より1.5秒短縮できた。ペースアップに伴いリアサスが柔らかく(フワフワ感)感じ、車体姿勢もリア下がりの傾向になってきた。対策として走行後リアテンションを1/2戻し→1/4戻しへ変更した。
決勝
スタート練習は、練習走行後、予選後、フォーメーションラップ時に行い、良い手応えがあり決勝スタート。クラッチミート後の動き出しは周りと同じ感じだったが、クラッチつないだ後の加速で離されるのが分かった。
今までスタートで一度も他車の前に出れないのは、スタート技術でだけではなくライダー体重差の影響があると今回はっきり感じた。走行中は体重の軽いJrライダーと加速力を比較すると、特に低速コーナーからの立上り加速の差が大きい。よってスタート加速も間違いなく体重差が影響するだろう。
※逆に高速コーナーは体重差の加速力の影響は少ない。以前もてぎフルコース走行した際は基本全て高速コーナーなので、ミニバイクコースより体重差の影響を感じなかった。
レース内容は3周目で8コーナー立上りで1台転倒による赤旗中断になり、残り7周で再スタート。再スタート後も最後尾になり、同クラス1つ前の順位の92号車との間にJrライダー2台を挟む展開になった。92号車よりこちらの方が若干ペースが良いと感じていたが、最後までJrライダーを抜けずにチェッカーとなった。
まとめ
■成果
【ライディング】NSF100で初めてウエットコンディションで満足できる走行ができた。元々ウエットコンディションは好きな方なので、以前の様に力を抜いて気持ち良くに走れた😁 練習走行から予選、決勝と1秒づつタイム更新できたので満足した。満足できた要因はドライでの走り込みでマシンに慣れ、ベースとなるライディングスタイルが確立しつつあると考える。
【スタート】今回の操作手順でほぼ確定とする。以前:半クラッチでチェーンたるみ取り待機からスタート→現在:クラッチ切ったまま待機からスタートでクラッチミート。
【レインセッティング】最後はペースが上がりリアイニシャルを1回転締めた方が良かったと思うが、今回のセットをウエットコンディションのベースセットとする。
■課題
【レインタイヤ】レースの目的が順位ならば新品レインが必要。現在のレース目的はドライコンディションのベストタイム更新なので、とにかく溝があるタイヤで十分である。
【ライダー】体重の減量。減量終了まで走行を控える。走行してもマシンが痛むだけで意味がない。
その他
レース開催前に下記の公式通知があり、使用済リアタイヤ93GP(MS)2本をダンロップブースで無償交換した。
「前回7/6の関東ロードミニ第3戦において、問題が生じた一部の12インチタイヤについてお知らせです。今回の第4戦ではレース当日にメーカーがブースを設け、2025年製の該当ロットのタイヤについて無償交換対応を実施との事です。詳細はダンロップブースまでお問い合わせ下さい。」
結果、新品タイヤがMS×2本、M×1本、中古S×2本(1レースのみ)、他中古数本等、タイヤ在庫が増えてしまった。今年の最終戦からブリヂストンへ変更予定だったので計画を見直し中。
ギャラリー
■パドック


■走行




■頑張ってグリップしてくれたレインタイヤ 2016年15週製

■無償交換タイヤ 2025年30週製


■セッティングノート
