10月20日(日)関東ロードミニ第5戦に向けての2回目と3回目最後の練習走行結果になります。
今回2回目は午前「8の字」での基礎練習として、3回目は午後コースでの「4コーナー・最終コーナー」をメインにテストを行いました。
はれ ドライ 21℃→25℃ 1日走行
チェックポイント 目標タイム:41秒台 (現BL:42.514)
①8の字基礎練習
②4コーナー
③最終コーナー
④フロントフォークオイル
結果 ベストタイム:42.851 未達成
①「8の字」走行の当初の目的は右コーナーでのリアブレーキの操作確認でしたが、今回はライディングホームの確認だけで午前中時間いっぱい使いました。まずはヒザが擦れたのでホッとしました。
旋回を繰り返すと右と左回りでかなり操作の違いがあることがわかりました。桶スポ走り初めからコースの4・7コーナーの右回りに違和感がありその理由が2点分かりました。
1点目は、以前HRCスクールでも指摘された外ヒザが開きタンクホールドが甘いことです。自身は力を入れてタンクを挟みホールドしているつもりでしたが、右コーナーでは座る位置が前過ぎてヒザが閉じれない状態でした。そこで左コーナーと同じ様に後ろに座ることで外ヒザを閉じれるようになり、しっかりホールドできました。今後は反福練習を行い座る位置を体に覚え込ませます。
2点目は、右ウデの力が抜けずセルフステアを邪魔していました。いま考えるとその影響からか実際走行でも4コーナー立ち上がりや7コーナー旋回中にフロントが滑る状況がありました。右回りで旋回を繰り返し右ウデの力を抜くとクルクルとスムーズに旋回するのが感じられました。力が抜けない要因は1点目の下半身のホールド不足の影響が大きいと考えられます。右ウデはブレーキとアクセル操作がある為かなり意識しないと力が抜けずらいことが分かりました。こちらも今後の反福練習の課題となりました。
②午後からコース走行に切り替えました。4コーナーについてはやはり進入時のライディングに課題が攻めきれない状態です。具体的にはリアブレーキリリース後の右足つま先立ちへのステップ載せ替え動作のことです。載せ替え時に下半身でうまく上体をホールド出来ないため右ウデでハンドルを押して上体を支えて右足を載せ替えています。その為「進入時フロントタイヤスリップ」「セルフステアを使えない旋回不足」等の発生が予想されます。本日解消することは出来なかったのですが課題要因はわかっているので1つづつ対応して行きます。また対応の1つに「4コーナーのリアブレーキ不使用」も考えています。
③ショートコースの最終コーナーについては練習目的は1つで「7コーナー立ち上がりからアクセル全開で通過」です。前回までは8コーナーの中間でバイクの向きを変える目的で一瞬アクセルオフにしていましたが、クリップポイント通過後アウトにはらんで行く間のコース幅2/3を過ぎあたりで旋回が終りタイヤグリップが余っていました。要因はマシンパワーの出かた(予想以上にパワーが出ない)とタイヤグリップのバランスと、コース幅の感覚がまだつかみきれなくて旋回スピードとマシンの向き(ライン)をつかめていないことです。課題解決には走り込みが必要ですが「アクセル全開でのブレーキ操作」等もテスト項目として取り入れて行きたいです。
④今回フロントフォークオイルを変更しました。変更内容は粘度を下げるため前回「110番」から、アイ・ファクトリー社製「NSF100専用H・75番」へ変更しました。結果、予想通りサスの伸び(戻り)が早くなり車体姿勢が変化しやすくなったことでM字の切り返しが軽くなりました。
前回まで「110番」という硬すぎるオイルを使用していたのは、フルストロークでの底付き防止目的でした。ライダー体重75㎏の影響もあり車両購入後初走行からいつもフルストロークし底付きする課題があり、「ハードスプリングへ変更」「油面30㎜UP」「イニシャル全締め(1ライン)」「突出し量0㎜」等とにかく沈まないよう対策し、その1つに粘度を上げて行き「110番」になっていた状況でした。
その後8月にフロントフォークの初オーバーホールを行い、イニシャルアジャスター側のOリングを新品交換しシールグリスたっぷり塗布した後の走行から残ストロークが発生し、現在イニシャルも2ラインで残ストローク5㎜程で走行できています。結果イニシャルアジャスター部分からのエア漏れが油面UP効果の妨げになっていたのがわかり底付き課題解決しました。
その後にやはり粘度が硬過ぎるかもと考えいたタイミングで、アイ・ファクトリー五百部社長から粘度変更提案とオイルサポートして頂き今回の結果となりました。五百部社長ありがとうございました😔
今回のフロントフォークセッティングで現在体重72㎏でのベースセッティングとします。
突き出し量:0㎜
オイル:NSF100専用H・75番
油面:90(76)㎜ STD30㎜UP
イニシャル:2ライン
■その他
◯リアサスが動かなくなった。前回走行でTEN締めすぎの影響か1走行目でリアタイヤが簡単にすべり、走行後手押しでもガチガチに硬くなっていた。TENとイニシャルとも緩めるとリアタイヤにグリップ感が戻った。オーバーホール後のセッティングを出せないままレースを迎えますが、まずは後日リアサスの動作確認を行います。
◯スプロケを1つロングの「14-36」→「14-35」をテストしたが、5コーナー通過の加速感は向上したが、ストレート・1・3コーナーでは回転が低く加速感が低下したので次回は「14-36」に戻します。
◯自身のタイム向上にともない、土日祝の「①初級」クラスの走行が厳しくなってきました。初走行の方もいるクラスなのでスピード差が高くライディングに集中しにくいです。クラス卒業までは平日走行に切り替える予定です。
次回
◯4コーナー、下半身ホールド・リアブレーキ操作
◯最終コーナー、全開通過・進入で体を入れない
◯ショートコース41秒台達成で「④初級」クラス卒業
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■セッティングノート
