NSF100 練習走行

4/7(月)桶スポ練習走行② ショートコース 「リアサスイニシャル(プリロード)」

4月20日(日)関東ロードミニ第2戦に向けての2回目の練習走行結果になります。

前回破損したキャブレター本体は、ナップス埼玉店さんに店頭在庫がありスロットルケーブルと合わせて購入し、今回走行に修復が間に合いました。ナップス埼玉店さんにはいつもお世話になっております。

今回はリアサスのイニシャルセッティングをメインにテストを行いました。

はれ ドライ 15℃→18℃ 午前走行

チェックポイント 目標タイム:41秒台 (現BL:42.386)

①リアイニシャルセッティング(締め方向)

前回走行で少しペースの速い方の後ろを走った際に、旋回力に差があるように感じた。また最近自身のタイムが徐々に向上しているが、曲がり辛くなってきているようにも感じていた。ライダー体重と現状タイムに対してリアスプリングレートが足りていない為、コーナーリング中の車体姿勢が後ろ下がりになっていると仮定してみた。レギュレーション上これ以上スプリング変更できないので、今回はイニシャル(プリロード)を大幅に掛けて車体姿勢の変化のテストを行った。

■現状

ライダー体重:71㎏

使用スプリング:ハードスプリング(19.0kgf/mm)

イニシャル(プリロード):100.8mm

残ストローク:バンプラバーまでほぼ0mm

■テスト内容

イニシャルを1回転(1.25mm)締めこむごとに走行し、最大4回転(5mm)の4回の走行テストを行う。

②ハンドルポジション変更(広げる)

③1コーナー、ポイント確認

④最終コーナー、アクセルワーク

結果 ベストタイム:42.840 未達成

①リアイニシャルのテスト結果は、予想通り大幅に締めれば後ろ上がりになり旋回性は向上するが、アジャスタの最下部近くまで締めこむ状態になる。その為1G(サグ)がほぼ沈まない路面のギャップ等で振られやすいセッティングとなった。結論、旋回性を向上させるには体重を落とすことが必要。現在使用しているハードスプリングの適正体重は60㎏前後だと想定する。

■テスト詳細

1回転締め(99.55mm):残スト0mm 少ししっかりしたかな?程度で姿勢変化を感じない。

2回転締め(98.30mm):残スト0mm リアが少し高く感じフロントタイヤの接地感を感じた。

3回転締め(97.05mm):残スト2.5mm 確実に旋回性が向上している。フロントタイヤに荷重を感じる。

4回転締め(95.80mm):残スト3mm 3回締めと変化を感じない。

②2年前の乗り始めたころからやりたかったハンドルバー位置を広げる変更。この変更はハンドルバーを突起部を削る加工が必要になり、レギュレーション違反なる可能性があったが今回実施。

目的は右コーナーでの右ウデの操作性向上。今回のNSF100は車体が小さいので結果は予想以上に右ウデに余裕が生まれ、ハンドル操作やアクセルワークと合わせて上半身の動作もスムーズに行えるようになった。

③1コーナーの倒し込みポイントを今回改めて特定。ピット側壁の終わりからの距離をポイントとし、本日は終わりから3ⅿとした。

次回は倒し込み後のアプローチからになり、進入ライン上にある路面のウネリ、ブレーキ操作、フルバンクポイント、アクセルポイントの順にテストを行う。

④最終コーナーは、前回までは8コーナーを全開で入り、最終コーナー手前で一瞬アクセルを全閉にし、向きを変えて即全開だった。今回は旋回姿勢の確認目的で、最終手前でアクセルを少し戻し向きが変わるのを待ちつつ徐々にアクセルを開けた。

結果、最終コーナーのクリッピングポイントので通過速度が上がるがマシンの向きが変わり切らない。今後も最終コーナー通過後の5速へのシフトポイント位置を基準にテスト継続とする。

■その他

◯前後タイヤが消耗していた為攻めきれなかった。今回サスセット変更で初めてフロント荷重が増したのでフロントグリップに不安感があった。

◯エンジンの吹け上がりが遅い、スロットル急開度のレスポンスが悪いなどキャブセッティングが決まらない。気温上昇等の影響での、季節的なパワーダウンなのかもしれない。

次回

◯前後タイヤ交換 F:KR337(1レース) R:MS(新品)

◯新品タイヤ滑るまでペースアップ

◯基本の確認 手前からフルバンク→全開→起こす

画像

■パドック

■交換部品

■走行後リアタイヤ

■セッティングノート

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