NSF100 練習走行

5/18(月)桶スポ練習走行② ミドルコース 「ライディングスタイル変更」

6月7日(日)開催の 関東ロードミニ選手権 第3戦 に向けた、2回目の練習走行を行いました。今回はフォームやコーナーアプローチなど、ライディングスタイルそのものの見直しを実施しました。

前回導入した新ステップキットにより、マシンのホールド性と操作性が向上。その結果、ライダー側にも余裕が生まれ、これまで気付けなかった課題や改善点が見えてきました。

今回の走行では、「セッティング変更によるタイムアップ」ではなく、「ライディングの考え方そのものを変える」ことをテーマに取り組みました。

練習内容

走行コンディション

  • 天候:晴れ
  • 路面:ドライ
  • 気温:24℃→29℃
  • 走行時間:終日

チェックポイント

  • 目標タイム:45秒台 (現ベストラップ:45.969)

テスト項目

①ライディングスタイル(考え方)の変更

②ブレーキ操作の見直し

③ライディングフォーム変更

④立上り時のアンダーステア対策

走行結果

  • ベストタイム:46.715 目標未達成

テスト結果

①ライディングスタイル(考え方)の変更

これまでのコーナーリングでは、

  • 初期旋回でしっかり向きを変える
  • できるだけ早くアクセルを開ける

という考え方をベースに走行していました。

しかし現状を振り返ると、初期旋回中にフロントブレーキを使い過ぎており、本来必要な「旋回動作」が不足していたように感じます。

結果として、

「早くアクセルを開けるために速度を落とし過ぎる」

「小さく曲がる」

「立ち上がり速度が上がらない」

という流れになっていました。

今回、ステップキット導入によってライディングに余裕が生まれたことで、現状について次の2つの仮説を立てました。

■仮説①

現在のマシン仕様とライダー体重では、マシンセッティング変更だけで旋回性を向上させることは難しい。

■仮説②

現在の旋回性能とライディングスタイルでは、コーナーリングスピードを上げてもタイヤグリップを使いきれない。

つまり今後のタイムアップには、

  • ブレーキの使い方
  • ライディングフォーム

を見直し、ライダー自身の操作で旋回力を向上させる必要があると考えました。


②ブレーキ操作の見直し

これまでの役割分担は次の通りでした。

■従来

【フロントブレーキ】

  • 主な減速手段
  • 初期旋回時も強めに使用

【リアブレーキ】

  • 進入時の車体安定
  • リアタイヤでマシンを引っ張る減速補助

今回から考え方を変更しました。

■新しい考え方

【エンジンブレーキ】

  • 主な減速

【フロントブレーキ】

  • 車体姿勢変化のきっかけ
  • 減速の補助

【リアブレーキ】

  • 旋回力向上のため旋回中に使用

初回テストながら感触は良好。やはり進入時に必要以上に減速していた。

特にリアブレーキを使った旋回コントロールが、今後の大きな武器になる可能性を感じました。


③ライディングフォーム変更

上半身をさらにイン側へ入れ、マシンを引っ張るようなフォームへ変更しました。

具体的には、

外側の肘をタンクへ当ててホールドすることで、

  • 上半身の位置を安定
  • 重心を低く内側へ移動

させることを狙いました。

※過去に250cc以上のマシンで使用していたフォームイメージ

結果として、

旋回半径が小さくなった感触で、目線の移動も先へ先へとスムーズになった印象があります。

頭部位置が変わりことで視界も変わり少し違和感があり、まだ完全には馴染んでいませんが、方向性としては非常に良好でした。


④立上り時のアンダーステア対策

以前からの課題である立ち上がり時のアンダーステアについての対策です。

これまでは、

  • フォークオイル粘度変更
  • 車体姿勢変更

などセッティング面から改善を試みていました。

今回は4種類のセッティングテストに加え、

「アクセルを早く開けること」ではなく、

「マシンの向きを変えること」

ライディング面を優先して走行。

結果として、改善の方向性を掴むことができました。

その他

◯1コーナー

今回のライディング変更の効果により、1コーナーはエンジンブレーキのみで進入。

フォーム変更により旋回速度が向上したことで、フロント・リアブレーキによる減速が不要になりました。

今後さらに精度を高めていきたいポイントです。

◯リアサスペンション

以前から稀に発生していた、リアサスペンションのフリクション増加によるストローク不足の症状が発生。

ただし、

  • 走行中の違和感なし
  • タイムへの影響なし

という状況でした。

第3戦終了後に予定しているオーバーホール時に、原因調査と対策を行う予定です。

次回テスト項目

◯新ライディングフォームの定着

◯新ブレーキ操作でのコーナーアプローチ向上

◯シフトリンク・ペダル位置調整

◯新品リアタイヤでのタイムアタック

◯高めエア圧での加速力変化とデメリット確認

まとめ

今回の走行で最も大きな収穫は、

「マシンではなくライダー側を変える余地がまだ大きく残っている」

と再認識できたことです。

これまではセッティング変更による改善を中心に進めてきましたが、現在はマシン側の完成度も高くなりつつあります。

今後は、

  • ブレーキ操作
  • ライディングフォーム
  • コーナーアプローチ

といったライダー側の技術向上に重点を置きながら、第3戦に向けて仕上げていきます。

画像

■セッティングノート

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