8月23日(日)開催の関東ロードミニ選手権 第4戦に向けた初回の練習走行を行いました。
今回は、これまで使用してきたダンロップTT93GP PROから、ブリヂストン BT-601SSへタイヤを変更し、その特性を確認することをメインテーマとして走行しました。
以前から「タイヤ変更はタイムアップの大きな要素になる」と考えていましたが、実際に走行してみると想像以上にキャラクターが異なり、多くの収穫がありました。
一方で、タイヤ性能を十分に引き出すには、これまでのライディングフォームやマシンセットの見直しが必要であることも確認できました。
練習内容
走行コンディション
- 天候:晴れ
- 路面:ドライ
- 気温:27℃→29℃
- 走行時間:終日
チェックポイント
- 目標タイム:49秒台 (現ベストラップ:49.207)
テスト項目
①3箇所オーバーホール(クラッチ・フロントフォーク・リアサス)後の動作確認
②DL(TT93GP PRO)フロントタイヤのエア圧変更テスト
③BS(BT-601SS)タイヤテスト(フロントはソフト・ミディアム)
④フロント荷重へのフォーム変更
走行結果
- ベストタイム:49.575 目標達成❕❕
テスト結果
①3箇所オーバーホール(クラッチ・フロントフォーク・リアサス)後の動作確認
・クラッチ
交換部品はスプリングと、購入4年目で初のディスク、プレート、ベアリングを交換し動作は異常なし。
スタート練習でミート時の動き出しが力強くなっていた。
・フロントフォーク
交換部品は全ての消耗品。オイル交換は粘度変更で数か月毎に行っていたが、オーバーホールは2年ぶりに実施し動作は異常なし。
・リアサス
アイ・ファクトリー社で定期オーバーホール実施し動作は異常なし。
部品交換に伴いフリクションが若干減り、減衰力が弱まった感触。走行やタイムに影響はないので現状で次回レースまで確認を継続。
②DL(TT93GP PRO)フロントタイヤのエア圧変更テスト
温間で1.7→1.5への変更
目的はブレーキリリース後のコーナー後半で、荷重が抜け始めると発生するチャタリングの症状の解消。特にミドルコースの1コーナーや6コーナーで発生しやすく、アクセルを開けれない。
結果、症状が改善した。タイヤのたわみも感じられ、路面をしっかり掴んでいる感覚があり安心してアクセルを開けれた。もっと早くテストすれば良かったと後悔した。
2年前に同じエア圧変更テストを行ったが改善しなかった。当時はフォークオイルの粘度が高かったので、エア圧変更の変化を感じられなかったと思う。今回でまた1つ、セッティング方法が身についた。
③BS(BT-601SS)タイヤテスト(フロントはソフト・ミディアム)
今回のテストシナリオは、まず今まで通り前後DL(TT93GP PRO)で走行し、リアタイヤのみBSに交換しテストを行う。次にフロントタイヤをBSソフトに交換しテストを行う。最後にフロントタイヤをBSミディアムへ交換しテストを行う。
■BSリアタイヤ
今回最大のテーマが、ブリヂストンBT-601SSのフィーリング確認でした。
第一印象は、「剛性が高い」「振動が少なく、静か」でした。
これまで使用していたダンロップTT93GP PROでは、ベストペース付近でリアタイヤの滑りを感じていましたが、BT-601SSでは滑る気配すらありません。
現状のペースでは、まだタイヤ性能を使い切れていないと感じました。
■BSフロントタイヤ
フロントタイヤも剛性感は非常に高い印象です。
ただし、ダンロップのようにタイヤが路面へ「食い込んでいく感覚」は少なく、現時点では旋回性が大きく向上したという印象はありませんでした。
逆に、BT-601SSはライダーがしっかりフロントへ荷重を掛けて使うことが重要なタイヤだと感じました。
タイヤに頼るのではなく、ライダー側の操作でグリップを引き出す必要がありそうです。
ソフトとミディアムの両コンパウンドを2グループづつテストしましたが、今回は違いを感じられませんでした。
④フロント荷重へのフォーム変更
ブリヂストンタイヤの特性に合わせ、ライディングフォームも見直しました。
特に意識したのは、
アクセルを開け始めるタイミングで、上半身を使ってフロントへ荷重を残すこと。
これまで以上にフロントタイヤへ荷重を掛けることで、立ち上がりの安心感が増し、タイヤ性能を活かせる方向性を確認できました。
今後は、このフォームをさらに走り込んで身体に馴染ませていきます。
次回テスト項目
◯ブリヂストンBT-601SS(フロント・リア)での走り込み
◯フロント荷重を意識したライディングフォームの定着
◯ 2コーナー進入(フロントブレーキ使用有無・4速進入)の比較テスト
画像
■ブリヂストンBT-601SS

■セッティングノート

